
紫雲丹×赤雲丹|夏の二大饗宴
利尻島の南に浮かぶ焼尻島 ──
そこで獲れる紫雲丹は、雲丹4大ブランドの一角「東沢の生うに」として名高く、
本日は“5番雲丹” ── 甘みの深さと香りの力強さが際立つ逸品です。
この紫雲丹は、とちぎ和牛と合わせて。
和牛の旨みを最大限に引き出すべく、
お酒・みりん・醤油で下味をつけ、低温でじっくり一時間熟成。
とちぎ和牛の旨味と紫雲丹の濃密な甘みが絡み合い、
舌の上でとろけながら香りがふわりと広がります。
一方、九州から届いた赤雲丹は、生のままシンプルに ──
そのまま口に含めば、やわらかな磯の香りと
クリーミーな甘みが一瞬で広がり、余韻は驚くほど長く続きます。
紫雲丹と赤雲丹――二つの個性が響き合い、重なり合う饗宴 ──
それぞれの魅力を余すことなく引き出し、純粋に、そして格別に。
今宵のひと皿は、舌に残る余韻とともに、
忘れられない夏の記憶となるはずです。